花粉症は肌荒れを引き起こす!?
2016年6月22日6:00 AM カテゴリー:ブログ
花粉症は今や日本の国民病とまで言われる疾患です。
これはアレルギー性疾患の1つに数えられ、花粉がアレルゲンとなって、主に鼻炎、目のかゆみといった症状を引き起こします。
ところで花粉症によって肌荒れを引き起こすという方もいらっしゃいますがこれは花粉症によるものなのでしょうか。
結論から申し上げると花粉症によって肌荒れが起こることがあります。
花粉が体内に入ると肥満細胞に花粉が認識され、ヒスタミンなどのケミカルメディエーターが遊離されます。
ヒスタミンは神経に作用し、皮膚に掻痒感を引き起こします。
これによって引っかいてしまうと肌荒れを引き起こしてしまうのです。
さらに花粉がお肌につくと、その部分にアレルギー反応を引き起こしてしまいます。
荒れた肌の部分には特に花粉が侵入しやすいです。
肌にも肥満細胞が存在するのでこれが花粉を認識してアレルギー反応を起こしてしまうのです。
また鼻をかむ回数が増えるため、お肌への摩擦が大きくなり、それも肌荒れを引き起こしてしまいます。
とにかく肌が摩擦を受けそこが荒れてしまうと花粉が体内へ侵入しやすくなるので、この時期のしつこい洗顔はNGです。
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