香りと感情と記憶
2016年4月27日10:52 AM カテゴリー:スタッフブログ,ブログ
こんにちは。ピーチピュアです。いつもBlogをごらんいただきありがとうございます。
懐かしい香り、好きな香り、嫌いな香り。。。 いい匂いではないけど、何となく落ち着く香り。
香りは、脳の記憶と感情を司る 大脳辺縁系という所に直接伝わります。嗅覚以外の、視覚、触覚、聴覚などは、大脳新皮質という脳の高度な情報を分析する分野に届いてから 大脳辺縁系につたわります。 分かり易くいうと、大脳辺縁系は、感情脳。大脳新皮質は、考える脳。と、言われます。
なぜ、嗅覚だけが 大脳辺縁系に直接届くのか? それは、危険から身を守るためといわれています。
何か心を揺さぶる出来事と、香りが結びついた記憶は 強く心に残ると言われています。 懐かしい香りがして 忘れていた記憶が鮮明によみがえった、という経験のある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか、、?
アロマセラピーでは、精油の香りが 脳の大脳辺縁系から、視床下部→自律神経系、免疫系、ホルモン系に働きかけバランスをとり心身に影響を与えます。
人間は、理性と感情で、理性を優先させることの多い動物です。
感情を押し殺して 理性にがんじがらめになってしまうと、自律神経やホルモンバランス、免疫系がバランスを崩し、さまざまな身体の不調があらわれます。アロマセラピーは感情の解放にとても有効です。 精油にはさまざまな効能がありますが、単純に いい匂い。。 と 感じる香りを選んでいただくと、身体が求めている香りだったりします。
心療内科などもアロマテラピーをとりいれた治療を取り入れているところもあります。 抗うつ作用のある精油としては、
柑橘系全般、特にマンダリン、他、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど。 他にもローマンカモミール、ラベンダー、イランイラン、フランキンセンス、メリッサ、バジルなど。。
ご自宅で、気分転換に使われるなら、スッキリしたいときや午前中は柑橘系のさっぱりした香り 夜寝る前なら ラベンダー、イランイラン、などは、入眠を促してくれ、質の良い睡眠をとって頂けるとおもいます☆
ご存知の方も多いと思いますが、精油の芳香浴は 認知症にも有効とされています。 学会などで発表されたりTVにも取り上げられた精油は、午前中に、ローズマリー・レモン、夜寝るときに、ラベンダー・オレンジの精油を2時間ずつ芳香することです。
脳に香りが 深く影響を与える とても興味深い話ですね☆
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